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阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(2) 日記を書きながら思うこと

阿栗は毎日日記を書いている。何年か前から日記を書いているが、本格的に日記を書き始めてからもう2年になる。日記の書き方は、

① 毎朝起きた時に今日一日、やるべきこと、やりたいことを20項目、5分野に分けて書き出す。①家族のこと②仕事のこと③農作業④社会的活動⑤個人的なこと。全部で20項目以上。小さなことも含めて。例えば、怪我をしないで無事農作業ができるように。あるいは外出から帰宅した時は大きな、元気な声で「ただいま」と家族に声をかけることができるように、など。全部書き出すのに約20分~30分かかる。

② 毎晩寝る前に朝計画したことができたか、朝の項目を見返しながら確かめる。出来なかったことは理由を考えながら、明日に回す。ノルマ的意識は持たないようにしている。また計画以外のことでしたこと、できたことも書き出すようにしている。朝から夕方迄あった出来事を書く。書く時間は夕食後だ。さまざまなことを思い出しながら書いていくので、朝に比べやや時間がかかる。40分から50分。夜書く日記では別に1ページを用意して、今日も続けられたこと、今日特に感謝したいこと、今日のトピックスを書き出している。一日の振り返りとして。

③ 朝時間が無くて20項目書き出せない時は手帳に貼っている7.5cmx7.5cmの黄色いポストイットに外出先(電車の中、カフェなどで)でメモを取り、夕食後、朝と晩の間のページに貼りつけるようにしている。夜は朝に書いたことも振り返りながら、日記を書いている。忙しかったり、疲れている時は、正直日記を書くのがしんどい時もあるが、今迄続けてきたことでもあり、続けるようにしている。もっと言うならば書かないと今日一日が終わらない、という気持ちだ。

最近は毎日B5のノート用紙5ページにわたって日記を書くこともある。外出先で書いたメモ用紙を貼るケースも増えてきている。1ケ月が終わると150ページ前後の日記帳になる。それを1冊づつ本棚に並べて保管している。私の人生の記録だ。日記をつけている効果の一つは自分の日々の活動の記録でもあり、何か知りたいこと、確認したいことがあった時、その時の日記帳を見ればそれが分かる。

今年に入って私も皆さんと同じように「2024年 年間目標」を立てた。今迄はそれで終わりだったが、今年は期するところもあり、年間目標だけでなく、月間目標も立てるようにした。それも①仕事➁家庭生活③農作業④社会的活動⑤個人的なこと、の5つの分野ごとに目標を立てている。例えば一例をあげると、①仕事は事業のバトンタッチ②夫婦のコミュニケーション③ジャガイモに土寄せ④人脈ネットワークの拡大・大学教授とのコネクション⑤書斎の整理整頓。毎月の終わりに翌月の目標を立てて、日記帳に、目標を書くページを確保して書き出す。

日記を書くようになって、改めて気付かされたことは、

・自分と自分の周囲を客観的に、全体的に見ることができるようになった

・今迄見えなかった心の深いところにあることが見えるようになってきた

・自分の人生のクオリティー(質)が段々高まってきたと感じている.

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