「社会的処方の場としての屋上菜園」
〜BLOG〜 現在英国では診察を終えた患者に薬ではなく体操や音楽、ボランティアなど参加すべきサークル活動を医師が紹介する試みが広がっている。集まりに参加した高齢者がうつ病から脱したとの例があり、効果を上げているとのこと。医療費の節約、医師の負担減につながる可能性もある。日本でも同じような取り組みが始まっている。川崎市で今月「社会処方研究所」が設立された。土に触れ、野菜の命に触れ、仲間と一緒に作業ができる都市の屋上菜園はまさに社会的処方の場になるのではないか。視点を変えればこれは都市型屋上菜園の新しい可能性、そして必要性につながっていく。大いに期待したい。